投稿日時 2018-08-20 12:46:52 投稿者 住友 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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「ただならぬ運命がぼくらに 告げられるだけでは、ほとんど怖くない。 (……)運命の必然性が、社会とか国家とか ふだんの感情といった日常生活の枠の中で ぼくらに証明されるならば、 そのとき戦慄が決定的に襲ってくる。」 (アルベール・カミュ 『シーシュポスの神話』) 人間存在の悲劇を証明する 日常的なもの、 それは例えば、『夕日』。 「二人の友人と外を歩いていると、 太陽が沈み始めた。 見る見るうちに空が血のように赤く染まる。 私は疲れを感じて立ち止まり、 フェンスにもたれかかる。 蒼黒いフィヨルドと街の上空が 血と炎で彩られる。 友人たちは歩みを続ける。 私はそこに突っ立ったまま 不安に身を震わせる。 自然をつんざく 終わりのない叫びを感じて」 (『ムンク自身の弁、 ムンク・オスロ博物館』より) ↓自作小説へ飛びます https://ncode.syosetu.com/s3926e/ |
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