投稿日時 2019-08-03 12:19:02 投稿者 住友 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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檸檬絵郎様ー! 描けました! アメデオ・モディリアーニ 作 『大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ』の模写。 オリジナルは1918年作、カンバスに油彩、個人蔵。 モディリアーニの『妻』ジャンヌ・エビュテルヌ女史を描いたもの。 この作品も例に漏れずモディリアーニの絵画を特徴づける引き延ばされた顔や首が描かれており、鑑賞者はその奇怪さに目を奪われがちになるが、虚心になって鑑賞してみればこの画風でこそ為し得る表現を見いだすことができる。すなわち、この画風はモデルの性格や雰囲気を引き立てつつ、派手さに陥らず、奥ゆかしく、慎ましい、静かな、気品ある表現法なのである。 (この模写でそれが再現できていないことは言うまでもない。) また、キリスト教宗教画における『祝福』を表す二本の指を立てる図像伝統がより荘厳さを強調している。 実際に描いてみてモディリアーニに模倣者がいない理由をこの身で体感することができた。 |
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